しずく
2006年
しずく/ 2006年/ 5000×6000×H.3400mm / 水、木、アルミ、FRP / 地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2006
旧分校の一室につくられたプール。天井には妻有の形をした彫刻が浮かぶ。かつての子供達の気配とともに、水面には天井の彫刻(妻有の形)を映す。彫刻から時折滴る「しずく」は、三ツ山集落がある一点から落ちて、水に緩やかな波紋を広げる。今は6戸となったこの集落からの小さなしずくが様々なものを揺さぶりながら広がっていく。
妻有ドロップ/ 2006年/ 40×70×H.7mm / 砂糖、ハッカ/ 地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2006
越後妻有地域の地形をかたどった食べられる彫刻。越後妻有アートトリエンナーレのアーティストグッズとして地元十日町のハッカ糖工場で生産された。雪のように白く、素朴な甘さのハッカ糖はこの地域の名産である。
味覚と触覚を通して、想いを巡らせることを促すイマジネーションスウィーツ。