無名層–富岡町

2017年

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無名層  富岡町  / 2017

アルミニウムにUVプリント、ウレタン塗装 / /988×1980×25mm / 空気の正体」

/ 川口市立ギャラリー・アトリア/埼玉県

無数に穴を空けた金属にプリントした写真をレイヤリングした写真彫刻のシリーズ。

穴によって全体像が欠落した写真は、重ね、ずらし、固定する。匿名の風景は重ねられることで匿名性を増し、二重三重のオーバーレイイメージとして現れ、或は隠れる。

この一連の作品は風景と時間、空間、社会との不可視な関係性を喚起するための試みである。

2

無名層  川口  /  2017

アルミニウムにUVプリント、ウレタン塗装 / 636×1300×25mm /「空気の正体」

/ 川口市立ギャラリー・アトリア /埼玉県

無数に穴を空けた金属にプリントした写真をレイヤリングした写真彫刻のシリーズ。

穴によって全体像が欠落した写真は、重ね、ずらし、固定する。匿名の風景は重ねられることで匿名性を増し、二重三重のオーバーレイイメージとして現れ、或は隠れる。

この一連の作品は風景と時間、空間、社会との不可視な関係性を喚起するための試みである。

3

雨  川原 /  2017/ ラムダプリント、アルミ複合版マウント、コラージュ / 1000×1500 mm (額を含むと1100×1600mm) /「空気の正体」 / 川口市立ギャラリー・アトリア /埼玉県

福島、石巻、瀬戸内海の島々。そこで撮影したアノニマスな風景に同一写真を重ねた極薄の写真彫刻。見えないレイヤーとして浮かび上がってくるのは、雨や雪などの軌跡。雨や雪はいつどこにでも起き得る自然現象である。その風景は太古の時代、あるいは数日前に確実に存在した、またこれからも存在するかもしれないという異なった時間軸を暗示している。

4

雪  海  / 2017 / ラムダプリント、アルミ複合版マウント、コラージュ  / 1000×1500 mm (額を含むと1100×1600mm) / 「空気の正体」 / 川口市立ギャラリー・アトリア /埼玉県

福島、石巻、瀬戸内海の島々。そこで撮影したアノニマスな風景に同一写真を重ねた極薄の写真彫刻。見えないレイヤーとして浮かび上がってくるのは、雨や雪などの軌跡。雨や雪はいつどこにでも起き得る自然現象である。その風景は太古の時代、あるいは数日前に確実に存在した、またこれからも存在するかもしれないという異なった時間軸を暗示している。

5

雨について /  2017

石、紙にインクジェットプリント/ 230×340×270 mm/「空気の正体」 / 川口市立ギャラリー・アトリア

/埼玉県

それ自体が時間を包含するような石や木、また古い家具、食器、ポストカードなどを撮影した写真をその実物の表面にコラージュした写真彫刻のシリーズ。二重のイメージとして現れるのは、雨、雪、様々な現象。雨や雪は何時どこでも起こりえる自然現象であり、オブジェクトの表面にコラージュされた写真はそのオブジェクト自体のある時間を切りとったものである。それは一見何も変わらないように見える。この作品は過去、現在、未来という異なる不可視な時間軸を同時に表出させるための写真彫刻である。